西沢渓谷山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
4名
健常者
7名
1
平成16年10月31日 西沢渓谷 合計 14名 会員外 障害者
0名
健常者
3名
  コースタイム:西沢渓谷入り口(10:00着10:10発)…西沢山荘(10:30〜10:35)…
         三重の滝見台(11:00〜11:05)…休憩(5分)…
         七つ釜五段の滝(12:00)…七つ釜五段の滝先(12:20〜12:50昼食)…
         西沢渓谷終点(13:00〜13:10)…大展望台(13:50〜14:00)…
         山ノ神(14:20〜14:25)…ねとり橋分岐(14:45〜14:50)…
         西沢渓谷入り口(15:10着)
天候:
曇り時々晴れ

 前々日迄天気予報は降水確率80%、ところが前日突然20%前後の予報、なぜ?これは行くべきと天気予報を信じて理事長と山行き実行の決定。

 ところが当日朝起きてみたら雷もなる土砂降り、わ!裏切られたかと思いつつも新宿駅に向かう。
 新宿7:00発京王準特急で高尾に行き、JR高尾発甲府行きに乗り換え塩山が近づくに従い、雨は上がり、青空も出始める、万歳!神はアルプに味方してくれた。

 塩山駅よりタクシーで西沢渓谷に、渓谷が近づくにつれ両側の紅葉も、渓谷入り口手前の笛吹き川をせき止めて作った広瀬湖は今まさに紅葉の真っ盛り、車中よりわー!!綺麗の連発。
 前日までの雨予報のせいか思ったより人は少なく(実はまだツアー客が着いていなかった)、順調に20分ぐらいで西沢山荘(休業中)に到着、此処で衣服の調整、二股の吊橋を渡りいよいよ山道に、西沢の流れも急流となりやがて魚留滝、三重の滝と次々に滝が現れ、周りの紅葉と流れが作る渓谷美を満喫。人面洞を過ぎるころから、岩のわずかな隙間を縫って作った細い道と右側のがけから滴る雫を浴びながら沢の淵を歩くようになる、ただし左側の沢との間にはしっかりと鎖の保護策が設けられているのでまずは安心。

 此処で後ろを振り向くとわれわれの後ろに長蛇の列、これは申し訳ないと広い場所を探しよけたのですが、いつまで待っても列は切れません、思い切って歩いてくる人に聞いたところ色々なツアーの人の行列とのこと、それでは待っていてもきりがないとわれわれも間に突入して進軍開始。止まっていると後ろは渋滞、この道で追越されるといつまでたっても自分たちが歩き始めることが出来ない、なるほどこれが案内書に書いてあった大混雑なんだと改めて実感。

 竜神滝、恋糸の滝と過ぎて前方に木製の橋を発見、なんだか変な感じ、橋の袂に人だかりがして進んでない。そばまで来ると一人ずつ渡っている、なんでそんなことをしているんだろ、と思って橋の欄干を見ると、この橋は一人ずつしか重量制限上渡れないことになっている、アルプの渡ったあと、うしろを見ると、すごい渋滞、橋を渡るのに30分ぐらい待つのじゃないかと思われるくらいです。

 此処を過ぎちょっと急なのぼりを登ると、西沢渓谷のメーンである七つ釜五段の滝が現れる、木々の紅葉と、その中を何段にも重なって落ちる滝の眺めは素晴らしいの一言です。五段の滝を眺めたら今度はお腹を満たさなければと、しかしこの人の多さから、折り返し点の場所はあふれかえっているのではと、丁度、川原に下りていける小道を見つけ此処で昼食にすることに決定。

 30分ぐらいの昼食の後、いよいよ最後の急なのぼり、階段と急坂を10分程度登り頂上?展望台に到着、やはり途中からすでに食事をしている人でいっぱい、全員での記念撮影後、早々に帰り道の軌道跡を歩き始める、この軌道跡は道も良く幅も広いので、景色を楽しみ、それから写真教室を開き?(誰が先生なのだ?)などしながら歩く、だけど立ち止まるとやはり渋滞。途中の大展望台、山の神神社などで休憩後、無事ねとり橋に到着。

 紅葉、沢の流れと数々の滝、を満喫、そして何よりも一日もってくれたお天気と参加して協力してくれた皆さんに感謝しつつ帰路に着きました。

記:横溝

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