実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 2名 | 健常者 | 2名 |
平成24年11月18日 | 日和田山 | 合計 4名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 0名 |
コースタイム:10:30~16:00まで日和田山の岩場で実施 | 天気:快晴 | ||||||
今回は、登山靴とアイゼンを使っての岩登り練習を中心に行った。
まずは、ロープの結び方の練習。基本的な8の字結び、マスト結び(クローブ・ヒッチ)、半マストなどをおさらいする。
続いて、登山靴で女岩南面を登る。登山靴でもアイゼンでもそうだが、クライミングシューズのように大きなフリクション(摩擦)は期待できないため、確実につま先で岩場に立つことが重要。特にアイゼンの時は、一度スタンスに足を置いたら動かさないことが重要。動かすと多くの場合、アイゼンがスタンスから外れてしまいます。
また、クライミングシューズでも同様ですが、上半身を岩場に近づけないことが重要です。上半身が岩場に近づくほど、スタンスが見えなくなってしまいます。どうしても、岩登りになれていないと、高い位置のホールドを探してしまい、そのために体が伸びきり、上半身が岩場に密着してしまいます。この状態では、足場(スタンス)が見えず、次の動作に移れません。
岩場は、腕の力より5倍は大きな力があるといわれる足で登るのが原則です。そのためには、スタンスにしっかりと立ち、脚力で体を持ち上げることが大切です。
登山靴やアイゼンで登ると、ごまかしが利かないため、確実に岩に立つ必要があります。
山仲間アルプで冬の岩登りをすることはありませんが、春山の槍ヶ岳などに登るには、どうしてもアイゼンを付けて岩場を登ることになるため、ゲレンデでアイゼンを付けて登り下りする練習をしておくとよいでしょう。 記:網干
《参加者の感想》 アイゼンでの岩登りは、以前は大変苦労したので、不安でしたが登山靴での、登りよりも、接地面な小さくても、前爪が、岩を捉えて足が、基本に忠実に、垂直であれば、体重が乗る事に、自信がつきました。 アイゼンを信じて体重を預ける勇気、1cmに体重をかけるロマンですね。なーんてかっこいい事言っても、翌日は、内モモと、ふくらはぎに加え、なぜか胸の筋肉痛でした。更に、肘と、膝を、すりむいていました。 まだまだ、修行が足りないと、反省するところでした。 記:M.Kさん |
岩登り技術講習会(日和田山)報告