御林山(清掃登山)山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 5名 健常者 10名
平成24年11月25日 御林山 合計 17名 会員外 障害者 0名 健常者 2名
コースタイム:浅間尾根登山口バス停(10:10)…数馬分岐(11:05-11:15)…昼食(11:55-12:20)…
        御林山(12:55-13:05)…浅間尾根駐車場(13:20)…都民の森(13:55)

天気:快晴

 今回は、年に一度の登山道のごみ拾いを行う日だ。山は、浅間尾根の一角にある御林山。山自体は地味だが、木々が葉を落とした浅間尾根からの展望が一つの楽しみだ。

 

 初参加のMさんもいるので、バス停で自己紹介をして出発する。

 

 今回、私は山仲間アルプ設立以来2度目の地図忘れをしてしまった。まあ誰か持ってくるだろうと安心していたが、ほとんどの人が持ってきていない。KさんとANさん、初参加のMさんだけは地図を持ってきていたが、KさんとANさんの地図は古くて、バス停の一も違っているし、仲ノ平から登る登山道も書かれていない。Mさんはネットから印刷した地図を持ってきていたが、やはり登山口周辺の細かなところが書かれていないので、こちらもちょっと不安だった。

 

 Kさんの地図を借り、前日見た自宅にある地図を脳裏に展開して、あとはKさんの地図と勘を働かして、行くことにする。結果は、道に迷うこともなく順調に歩くことができた。リーダーはお馬鹿さんなので、参加するみなさんも必ず地図を持ってきてくださいね。

 

 車道を登り、登山道へと入っていく。三頭山やそれに続く笹尾根がよく見える。紅葉も、まだ何ヶ所か残っている。数馬分岐に到着すると、浅間尾根方面が見える。そして尾根に着くまで見えなかった北側の山が見えてくる。木々の間から大岳山や御前山が見える。御前山はどっしりとした風格を感じる山で、大岳山は強い個性を持つやんちゃな山のようだ。

 

 若いOさんはAさんをサポートし、初参加のMさんはFさんをしっかりとサポートしている。時折風の吹き抜ける寒いところもあったが、日だまりは暖かく気持ちがよい。

 

 車道を過ぎ、よく分からないまま数馬峠を過ぎ、木々の間から御前山が見えるやや広い尾根上で昼食とする。昼食を取った場所から少し行くと仲ノ平に下る分岐に出る。そこからさらに尾根を歩いていくと、御林山への最後の急登となる。小4のS君は、Aさんをしっかりとサポートしてくれている。3歳の時から参加しているS君は、もう登山歴6年ほどだ。しかも、障害を持つ人たちと当たり前のように接している。S君がどんな大人になるのか楽しみですね。

 

 奥多摩周遊道路に出て都民の森に歩くが、最初は歩道がなくて、注意しながら歩く。事故があったようで、救急車や消防車、パトカーなどが次々に奥多摩湖方面に向かっていった。

 

 予定では、仲ノ平に下りることにしていましたが、地図がないことや温泉に入りたいという人が少なかったことから、都民の森に下山しましたが、結果的には、バスに座ることができてよい選択だったようです。

 

                                                                 記:網干