富山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 1名 健常者 15名
平成25年2月2日 富山 合計 19名 会員外 障害者 1名 健常者 2名
コースタイム:福満寺(10:20)…観音堂(富山南峰)(11:20-11:25)…富山北峰(11:40-12:00)…
        伏姫籠穴(12:50-13:20)…岩井駅(14:05)
天気:雨後晴れ

 今回の参加者は、小学生以下 4名 大人 15名でした。

 

7:30 15名が千葉駅に集合。Kさん一家3人は蘇我駅で合流。Mさんは岩井駅で合流して全員集合しました。電車が進むにつれ雨が強くなってきました。

 

9:38 岩井駅に到着すると強い雨となり、駅に隣接している観光案内所で確認した所、昼まではやみそうにないとのこと。鎖場は危険と判断し、伊予ヶ岳を富山(とみさん)に変更することに決定しました。

 

10:10 駅から登山口まで歩くこともできますが、雨なのでバスに乗り登山口で降ろしてもらうことにしました。トミーバス(6歳以下は無料、7歳以上は200円)は自由乗降が可能で運転手さんもいろいろなお話をしてくださり、大変助かりました。

 

10:25 福満寺に到着。仁王像が立派です。ここで自己紹介をして出発しました。先頭はAちゃんでかなりハイペースでした!日頃、サッカーをやっていて走るの大好きというだけあって速い、速い。階段やアップダウンもへっちゃらでした。途中、水仙が一面に咲いている場所があり、みんなで香りを楽しみました。登山道は整備されていて、道標もきちんとしていました。

 

11:30 急勾配の石階段を登ると観音堂に到着です。ここで、雨と風が強くなり台風のようになりました。すぐ、上に南峰の頂上があるのですが、寒いので省略して、次に進みます。急勾配の石段を今度は下って左手のコース北峰に向かいます。

 

12:00 北峰展望台広場に到着。展望0ですが、子供たちは展望台の上まで行きたいとのことで登ります。山頂マークのあるところで記念撮影。寒いのですぐに下山します。くだりも階段続きで急勾配が続きました。泥でぬかっているので慎重に進み、子供は手をつないで一緒に下ります。ここが一番の難所だったと思いますが、そばにいた大人メンバーの方が適宜、子供と手をつないでいただいたのでよかったと思います。徐々に雨が弱まり車道に出たところで快晴となりました。

 

12:50 南総里見八犬伝の伏姫籠窟(ろうけつ)に到着。少し上がったところに八角形の伏姫舞台がありここで昼食タイムとしました。仁義礼智忠信孝悌の八文字が書かれていました。

 

13:30 お腹が落ち着いた所で、電車の時間14:20を目指して出発しました。気温は上昇し、ぽかぽか陽気の中、水仙や菜の花をめでながら車道を駅まで歩きました。

 

14:05 岩井駅に到着。朝、観光案内所に、地図を忘れてしまったのですが、帰りにはなんと駅に張り紙がありました!
「今朝、富山に行かれた方、お忘れ物をお預かりしています。観光案内所にお立ち寄りください。」 忘れ物を回収できたのもよかったのですが、観光案内所の方がわざわざ張り紙をしてくださっていたことに驚きました。岩井駅の観光案内所の方はとても親切で大変温かみを感じることができました。

 

14:20 岩井駅を出発し、帰路につきました。2つ先の保田(ほだ)駅で5名が途中下車し、お魚がおいしい「ばんや」に立ち寄るとのことで分かれました。海をみながら、暖かい日差しを浴びて予定より早い帰宅となりました。

 

 一時は雨と強風でびしょびしょになりましたが、泣き出す子供もおらず、みなたくましく歩き通しました。これからが楽しみですね! 要所、要所で子供たちと手をつないでいただきました皆様、ありがとうございました。

                                                             記:餘永(光)

 

《参加者の感想》

 好天が続いてきたが、登山日の2/2だけは何故か曇り一時雨の予報。多少の雨降りを覚悟して現地に向かったが、房総半島は南に下る程雨脚が強くなってくる。下車した岩井駅の案内所の人に同行者の人が最新の天気予報を聞いた処、夕方まで雨とのこと。目的地を伊予が岳より手前の富山に変更して出発。

 

 山を登るにつれて、前線通過の影響で雨、風が強くなり、今日は「ついてない」の気持ちが頭をもたげる。しかし、天は我らを見捨てず、12時過ぎ山頂付近で昼食を終えた頃から、風雨が止み始め、下山途中からは風は南風となり、青空も見えてきて気温も上昇。まさしく春を先取りする天気となる。

 

 岩井駅に向かう途中は、あちこちにある水仙が満開となって咲き、散見された梅の木には梅の花が咲いている。終わりよければすべてよし ああ、来てよかったとの思いを強くする。

 

 このあと、楽しさを一層深めるべく、有志5人と保田のばんやに寄り道し、新鮮な刺身と金目のあらにを肴にビールで喉をうるおす。

                                                              記:A.Sさん