鳴虫山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 6名 健常者 9名
平成25年5月25日 鳴虫山 合計 16名 会員外 障害者 0名 健常者 1名
コースタイム:東武日光駅(9:45)…登山口(10:00)…神ノ主山(11:00)…鳴虫山(12:40-13:10)…
        神ノ主山(15:00)…東武日光駅(16:10)
天気:曇り

6:50 浅草出発の七名が時間厳守で集合、朝早いがHくん、Aちゃん兄妹は元気いっぱい。
   割安な回数券を購入し乗車、日光行きは後ろ2両のみで登山客でほぼ満席。

9:45 日光組も時間通り集まり準備体操、トイレを済ませ出発。
   するとすぐに男性と車にのる社長ことNさんとばったり、男性は誰なのでしょうか??(旦那様らしいですが)。

10:00 日光駅から15分ほどで登山口に。駅から徒歩15分で登山口に来れるとは貴重な山です。ゆっくりとまず
   神ノ主山(こうのすやま)をめざしゆっくり歩き始める。しばらくは勾配もきつくなく歩きやすい登山道が続くが
   神ノ主山手前は急斜面でハード。途中一人で千葉から来た登山者にアルプの名刺を渡し勧誘、入会してくれる
   といいのですが。

11:00 予定とおり神ノ主山到着。眼下には日光駅。晴れていれば男体山、女峰山を一望でき眺望最高とのこと、
   この日は曇っており残念。一休みして鳴虫山をめざし出発。ここからは杉の根で滑りやすい急斜面が続くが
   この日会員外として参加してくださった「まむし」ことYさんの楽しい歌とAちゃんとの掛け合いで楽しく難所を
   すすんでいく。

12:40 無事鳴虫山登頂。山頂は登山者でいっぱい、場所を確保して昼食。6週連続参加のKさんは冷やし中華
   持参、これからのシーズンにいいかも、流行りそうです。

13:10 これからは急な悪路の下りのためお昼を少し早目に切り上げサポート体制をしっかり確認し出発。途中
   何度もHくんの悲鳴が、、、、杉の根が歩きにくく怖い。雨だったら難易度が何倍にもなりそう、降らなくて
   よかった。

15:00 怖さと疲れからやはりペースダウン。30分遅れたがサポート陣営の頑張りもあり無事神ノ主山到着。薄日
   も差し行きの時よりも視界がよくなりうっすら女峰山も。一休みし出発、まだしばらく急斜面が続くので慎重に
   進む。急斜面を下ってからはAちゃん「まぶしー、早くこーい」、まむしことYさん「いまいくぞー」の掛け合い、
   ほんとYさんは楽しい変な人です、アルプに是非入会してほしいものです。

16:10 日光駅到着。途中飲み物の買い出しもあり予定より40分遅れ。都内まで約2時間、いつものように電車で
   楽しく帰途につきました。

 

参加者の皆様、お疲れ様でした。

                                                                 記:佐藤

 

《参加者の感想》

 先日はよく慣れ親しんだ鳴虫山へいきました。東武沿線上に住まいがあるわたしはここへ何度もいっている。今回はとても愉快なSAリーダーのもと、新鮮な空気の中、歩いてきました。

 ゆっくりペースで歩いてるせいか、こんな道あったかな?と何度も感じました。特急だと見過ごしてしまう景色が鈍行だとよく見える。同じく鳴虫山を好んで歩いているSUさんも同じ気持ちだったようで、山頂までこんなに長かったかなっていっていました。

 わたしも山頂までがすごく長く感じたが、そのかわり今まで見落としていたろう景色に巡り合えたのかもしれない。わたしはHくんと伴って歩きました。Hくんは歩きながらいろんな話をしてくれました。時々急坂があらわれ、怖くなると立ち止まってしまうものの、平坦な道が現れると、わたしに「走ってもいい?」と聞いてくる。「走ってもいいけどゆっくりね」というわたし。緑のトンネルが気に入ったようでわざわざ緑のトンネルをくぐれる道を探して歩いている。

 曇り加減な空で、杉の木の中を歩くと暗く感じる下山で、Hくんは「夜になると暗くなります。家に帰れなくなります。」という。当たり前な会話かもしれないんだけど、わたしはすごく熱くなるものを感じて、Hくんの手を握り返しました。この日わたしはなんとも言えないあたたかくなる気持ちで一日を過ごすことができました。Hくん、ありがとね。また一緒に歩きましょう。

 暑くなると思っていた今回の山行。わたしは冷やし中華をもっていったが、あったかいラーメンを食べているYさんをうらやましく感じました。次はちゃんと天気予報を見て判断してもっていこうと思いました。

 Sリーダーの山行は初めてでしたが、Sさんの的確な判断と指示が行き届いていて、時には緊張を和ましてくれたり、時には真剣な面持ちで指示をしていました。Mちゃんとお父さんのあの手のつなぎ具合もやっぱりよかった。Mちゃんのお父さん、頑張ってというと、Mちゃんがはいと答えてくれる。いい親子だな~いろいろな場面でホットな気持ちになれた山行でした。ありがとうございました。

                                                              記:S.Kさん