実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 4名 | 健常者 | 7名 |
平成25年9月1日 | 小金沢山 | 合計 12名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 1名 |
コースタイム:湯ノ沢峠(9:35)…黒岳(11:00-11:15)…川胡桃沢の頭(11:55-12:00)… 牛奥の雁ヶ腹摺山(12:40-13:10)…小金沢山(13:50-14:10)…石丸峠(15:25-15:30) …大菩薩峠(15:55-16:10)…福ちゃん荘(16:35) |
天気:曇り時々晴れのち霧 | ||||||
甲斐大和駅からタクシーで湯ノ沢峠まで行く。ここまで登れば小金沢山までの標高差も、360mしかない。しかし、アップダウンがあり、距離が長いため、最後は遅れる人も出てきた結構厳しいルートだった。
タクシーの車窓からフシグロセンノウの花がいくつか見られ、楽しませてもらった。今回は、AMさんが初参加だ。登山経験はほとんどないそうだが、長い距離も若さで乗り越えてくれるだろう。
湯ノ沢峠から白谷丸までが今回最も急登となるところだ。白ザレの箇所に来ると、マツムシソウが咲いていた。今年はじめて出会うマツムシソウに感激だ。
草原状の尾根を登り、振り向くと富士山が雲の間から山腹の姿を見せていた。次第に雲が取れてきたが、山頂が見えることはなく、途中からまた雲の中に姿を隠してしまった。
白谷丸を過ぎ、少し下って黒岳への登りとなる。草原には、ハンゴンソウやコウメバチソウ、ハクサンフウロ、コゴメグサなどが咲いていた。
黒岳から先は、倒木が多くなる。何度も倒木をまたぎ、時にはくぐって進んでいく。川胡桃沢の頭に着き、小休止するがすぐに出発する。賽の河原付近は、草原で展望の良い場所だ。しかし、今日は直射日光に照らされてとても暑い。しかも、おなかもすいてきた。
牛奥の雁ヶ腹摺山は、小金沢山と共に、秀麗富岳12景の一つだ。南側の展望が良い。超えてきた川胡桃沢の頭もよく見える。ここでお昼を食べて先を急ぐ。
小金沢山は、今回の最高峰だ。展望も良く、今日歩いてきたコースも見える。ここで、福ちゃん荘に着く時間がほぼ読めてきたので、タクシー会社に電話を入れて16時30分に迎えに来てもらうことで予約する。しかし、もう少し余裕を見るべきだった。
小金沢山からは、片側が切れたところが多くなり、慎重に通過する。危険箇所を過ぎ、草原の尾根に出たが、今度は疲れが出始めたようだ。タクシーを予約してしまっただけに、やきもきしたが、石丸峠を過ぎ、大菩薩峠に全員到着した。
ここからはとても良い道になったので、みんなぐんぐん飛ばす。最終的に、予約時間を5分遅れただけで福ちゃん荘に到着した。
小金沢山を過ぎた頃からゴロゴロいいだしたが、最後まで降られることなく歩き通すことができて良かった。みなさま、お疲れ様でした。
記:網干
《参加者の感想》 今日は山友の友人を伴って、大菩薩連嶺の中心部、小金沢山へ。友人は1週間前から緊張しまくっていたといっていたが、性格が手伝って、みんなにすっかり溶け込んでいたようで、わたしもうれしかったです。
小金沢山の行く前の印象はあんまり聞いたことがない山だけど、どんな山だろう? 行ってみたらそこは2000mの庭園で、草原もあり、富士山も近くに見えて、それでいて、コケがびっしり張っていて、倒木もたくさんあり、自然そのものでした。歩くルート上に倒木は多く、何度ASさんに「またぐ」といったことだろう。
想像とはまったく違っていて、それなりの距離もあり、達成感たっぷり。日帰りでこんな楽しませてくれる山はそうそうないだろうと思いました。ごろっとなったときは嫌な感じがして早く下山しなくちゃってスピードがアップ。結局雨には降られず、塩山駅で塩でざらざらになった顔を洗ったときは気分爽快でした。
AMさんも終始笑顔で楽しかったっていってくれたのでそれがなによりうれしかったです。山の景色やルートは変わらなくても仲間が変わるだけで山はもっともっと楽しくなりますね。今回も頼りにならない班長でしたが、みなさんのおかげで学習させてもらってます。楽しい一日、友人もきっと満足なものだったと思います。Aリーダー、参加者のお姉さま方、お兄様方、このたびもたくさん笑わせていただき、ありがとうございました。 記:S.Kさん
先日はありがとうございました。ステキな仲間と行きたかった山に登れて充実した一日でした! わたしのサポートなんてとんでもないです、ただ楽しかったです。壁がなくみなさんと話せたのは皆さんのウェルカムな雰囲気とベラさんのおかげだと思います! 休みの都合などで参加できないこともあるかと思いますがまた誘ってください。 記:S.Aさん |
小金沢山山行報告