実施日 | 場所 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 7名 |
平成30年2月18日 | 権現森・笠森 | 合計 7名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 0名 |
コースタイム:六地蔵局前バス停(8:45)…権現森(9:10-9:15)…眼蔵持(9:50)… 海上自衛隊市原通信所(10:30)…熊の神社入口(12:15)… 笠森観音(12:35-13:40)…笠森バス停(13:55) |
天気:晴れ | ||||||
今日は、障害者の人たちの参加がないので、千葉駅では直接、外房線のホームで待ち合わせとなる。2月も中旬だが、まだ寒い。しかし、天気はすばらしい。今日はどんな風景に出会えるか楽しみだ。
茂原駅で電車を降り、バスを待つが、とにかく寒い。構内の店に入らせていただいて、暖を取らせていただく。バスは10分ほど前に来てくれたので、すぐにバスに乗り込む。
六地蔵局前でバスを降りる。垣根の向こうにかやぶき屋根の家が見える。まだ人が住んでいるのだろうか?
道路の脇には、切り株を使って掘った熊やフクロウ、インディアン等の彫刻が並んでいる。かなりの年月が経っているのだろう。年輪の間が雨に削られて、これもまた彫刻のように見える。
権現森の登りは、階段だ。136段あるらしい。登り着くとそこは、権現森。権現森は通称で、正式には武峯神社と言うらしい。標高は、176m。奥に行ってみると、そこには一等三角点があった。意外だったので、少し得した気分だ。
権現森からは山道を下り、車道に出る。ジョウビタキが良そうだなと思ったら、しっかりと現れてくれた。少し行くと、大きな鳥が飛び立って、竹藪に入っていった。飛んでいる姿から、ゴイサギのように思えた。竹の葉が風に揺れたとき、わずかに姿が見えた。やはりゴイサギのようだ。
立派な門のある眼蔵持に到着する。休憩するには寒いので、先を急ぐことにする。車道の横にある細い道に道標が付けられている。車道に出て、緩やかな登りとなる。登り着いた付近は、小さなサーキット場。そこから、遠くに真っ白な富士山が見えた。さらに歩き富士山の右側を見ると、真っ白な南アルプスが見える。帰って写真を確認すると、ピンぼけだったが、白峰三山のようだった。
大きな魚の骨のようなアンテナが見えてくると、そこは海上自衛隊市原通信所だった。そこからは、車道だが、周囲は低い山に囲まれている。この付近で初めて休憩する。周囲が山に囲まれているので、風がなく、日が当たって比較的暖かい。
さらに谷間の道を歩いて行く。車道に出るが、道標は交通量の多い道路ではなく、その脇にある細い道に案内している。歩く人の安全を考えて付けられているのでありがたい。
時間が止ったような懐かしい田園地帯をしばらく歩く。セグロセキレイやアオジ、カワラヒワ、ホオジロ、モズなどが姿を見せてくれる。田園の向こうに笠森が見えてきた。
笠森は山道となる。まずは階段上り。体力的にはきつくなるが、これまでの舗装道路のように足は痛くならない。土の道は足に優しい。階段を登り終え、尾根上の道を歩いて行くと、笠森観音に飛び出した。鐘の音が響いている。
日当たりの良いベンチが空いていたので、そこで昼食タイムとする。風もなく、日差しを暖かく感じることができる良い場所だった。笠森観音の観音堂は、岩の上にある。靴を脱ぎ、備え付けのサンダルを履いて急な階段を登っていく。入場料200円を払って周囲を一周する。残念ながら展望はほとんどなかった。
笠森観音から展望台に行くが、ここも展望はあまり良くなかった。弁天沼に下って、そのままバス停まで行く。予定より1時間前のバスに乗ることができた。
記:網干 |
第52回ふれあいハイキング(権現森・笠森)報告