加波山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 3名 健常者 10名
平成29年10月1日 加波山 合計 14名 会員外 障害者 0名 健常者 1名
コースタイム:五合目(10:25)…加波山(11:50-12:35)…一本杉峠(14:00-14:20)…
        加波山神社(16:00)
天気:晴れ後曇り

 つくばエクスプレスでつくば駅まで行き、そこからつくバス(北部シャトルバス)で筑波山口まで行く。インターネットで時刻表を探したが、このつくバスは、時刻表がNot Foundで見ることができないため、筑波山シャトルバスで沼田まで行き、タクシー会社に沼田まで来てもらう予定だったが、Iさんがつくバスがあることを職員に聞いてくれて、乗り場に発車時刻を確認に行ってくれた。そのおかげで、5分早く、金額も安いつくバスに乗ることができた。Iさんに感謝です。

 

 筑波山口からタクシーに乗って五合目近くまで行ってもらう。運転手さんは、超茨城弁で、「そうだっぺ~」の調子で、気持ちよく話している。以前は、「渋谷のNHKさつ勤めてたんだ~」とのこと。

 

 これ以上は無理というところで下ろしてもらう。他の2台は、ここまで上がってこなかったようだ。少ししたから、みんなが歩いてくる。

 

 声出しをして、出発する。この付近は御影石(花崗岩)の産地でもある。五合目は石切場の隣でもある。少しコンクリートの道を登ると、登山道の入口がある。

 

 展望のない、樹林帯を登っていく。少し登ると、沢の流れる六合目。さらに登ると山椒魚谷と書かれた七合目。沢に山椒魚がいたのだろうか?

 

 登っていくと、次第に木々の間から青空が見えるようになる。コルが近づいていることが感じられる。

 

 燕山とのコルは、加波山の肩のようなところでもある。色彩豊かな加波山神社の中宮御拝殿がある。加波山は、筑波山以上に信仰の山だそうだ。中宮御拝殿横の階段を登る。登っていくと親宮御本殿があり、次はたばこ神社。さらに中宮御本殿があり、山頂には本宮御本殿が建つ。山頂からは、西側に関東平野が見える。今日は暖かい日でもあり、遠くの山は見えなかった。

 

 山頂で昼食を撮り、集合写真を撮ってから下山にかかる。下山は、丸山経由一本杉峠に下る。樹林帯を下っていくと、発電風車が見えてくる。風車は2つある。最初の風車の手前には、「自由の楷」と説明書きされたモニュメントがある。

 

 2つめの風車の上に丸山があると思ったが、登山道がなかった。登山道は山頂を通らず、トラバース気味に一本杉峠まで付けられている。風車の上空には、ハンググライダーが舞っていた。さらに2羽のトビが、争っている。縄張り争いなのだろうか?

 

 一本杉峠で休憩し、林道を下る。もう林道なので、楽な道かと思ったら、大雨の時に土がながされたのだろう、岩がむき出しになっているところがたくさんあり、今日一番歩きにくいところだった。モトクロスのバイクのお兄さんが下っていったが、途中から引き返してきた。かなり大変だと思ったのだろう。

 

 途中から道がいくつかに分かれているが、距離的に一番近いと思われるところを行くことにする。ただ、最初が少し登りだった。この登りがあるから、ガイドブックはこちらのコースを書いていなかったのかも知れない。

 

 途中でタクシーを呼ぶ。3台頼んだが、1台は少し遅れてくると言う。先に着いた人が、さらに上まで上がってもらうように頼み、早く下った人が加波山神社で待つことにする。先に着いたIさんから電話があり、最後の1台は間違って筑波神社に行ってしまったらしい。かなり待ってようやくタクシーに乗ることができた。

 

 筑波山口のバス停では、先に着いた5人が待っていてくれた。待ち時間を有効に使うのが、山仲間アルプの得意芸。Kさん持参の飲み物を飲みながら待つ。こんな時間がとても楽しいひとときだ。

 

                                                               記:網干